フィレンツェのアカデミア美術館の館長にドイツ人が就任することが決まり、納得できないイタリア人によってダヴィデ像がこんなことになってるコラ画像が、、。 今回、イタリアの国立博物館・美術館の館長20人が一新され、そのうちなんと7人が外国人だそうです。そして、このアカデミア美術館とウフィッツィ美術館の新館長2人ともがドイツ人。 私がフォローしてるアート系のサイトでも、この決定に対して批判的なコメントが圧倒的で、イタリアの恥だとか、国家の陰謀だとか、。 (語学力に問題有りなのできちんとよく読めたわけじゃないですけどね^^) ルネサンス発祥の地であり、名もなき造形職人から「芸術家」を誕生させた国として、芸術文化に関わる人間は、そのDNAを受け継ぐイタリア人でなければいけないのでしょう。 そして、特にフィレンツェはその拠点だから、イタリア人にこだわる気持ちはわかります。 (私だって正直言って、相撲の横綱は日本人がいいですよ。) でも、そんなに大騒ぎするほどの話でもなく、 変わる必要があるから、変えた。 というだけでは? イタリアの博物館・美術館はコレクションの壮大さに「運営」の意識が追いついていないと思っていたので、今回の人事をきっかけにして少しでも改善されることを期待しています。 (ウフィッツィのナターリ館長は館の改装計画に精力的に動いていましたが) とにかく館のウェブサイトくらい見やすくつくってほしい! 最後に更新したのいつよ???っていうの、けっこうあるから(笑) 自分の国を誇るのは当然。自国の伝統を守るのも当然。 でも、その伝統をより良く発展させるためには、 他者を受け容れる寛容さも当然必要ですよね。 世界で訪れるべき美術館ランキングでイタリアの美術館が他国に遅れをとっているのなら尚更、変える決断が必要だったと思う。 あと何年か経って、あの時大騒ぎしたけど、イタリアにとってはやっぱり良かったよね、という結末になるといいですよね。 ところで、サンダルに靴下を履かせるとドイツ人って、世界共通認識なのでしょうか?
by carlee_trastevere
| 2015-08-28 18:30
| なんとなく
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