ローマ古寺巡礼その1~サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂~

ニューヨークで軽快にベーグルを食べて以来のブログですが、年末年始にイタリアへ行ってきました。今回は3年ぶりのローマ!初めてのオルヴィエート!スポレート!ウルビーノ!!と言った具合に何都市か回って11泊13日!普通の旅行にしては長いですかね、、おかげで2日に1回はホテルでお洗濯でした。

さて、最初の到着地は大好きなローマ。これまでの滞在で行ったことのない中世の教会を見て回るのが主な目的です。4世紀から13世紀くらいに建てられた教会を4日間のうちにできるだけ多く回る!!!!と意気込みましたが、到着したその日の夜に金縛りに遭うという悲劇に見舞われて、いきなり調子狂いましたよ、まったく。金縛りにあったのはこれで2回目。金縛りって、別に心霊現象でも何でもなくて、身体が疲れてて脳に追いついていけてないだけの話なんですよね。そんな時は、焦らずに足の指をゆっくりゆっくり動かすと、身体全体がほぐれるてくるそうです。これは一昨日聞きました。早く知りたかった、、。

、、金縛りの話が長くなりました。聖なる教会を巡る旅にお連れしましょう。

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サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 Santa Maria Maggiore
4世紀の半ば、時のローマ法王が「8月の夏の盛りに雪が降る地に聖母の教会を建てよ」というお告げを聞いたそうです。そして実際に「真夏の雪の奇跡」が、いまやテルミニ駅前の騒々しいこの地に起こったそうで、法王様はお告げどおりにこの聖堂を建てたのでした。
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実は、この教会は以前にも来たことがあるのですが、何度見てもいいじゃないか~というが、この13世紀のモザイク。「聖母の戴冠」の場面です。教会の名前のとおり、聖母が大いなる女王様のように描かれてます。衣の下の肉感がわかるのと、聖母の表情が柔らかく自然なのがあまり中世のモザイクっぽくありませんね。ああ、ルネサンスが近いんだなーということがはっきりとわかります。
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このモザイクは、5世紀のオリジナル。神や聖母を描くときの「定型」みたいなのがまだ確立されていないので、よくわかりません~。とりあえず、上から2段目の真ん中のベッドみたいなのに座ってるのは幼児キリスト、その右の椅子に座っているのは聖母です。この時代、キリストは聖母が抱っこしてるもんじゃなかったね。。。
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これは「コズマーティー」という中世後期のローマで生まれたモザイクのデザイン。何色かの大理石を使って、色んな幾何学文様を作っていきます。私はこれが好きで、色んな教会でコズマーティーを見つけてニヤついていました。ミニマム&シンプルなデザインでかっこいい。
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最後に、彫刻家・ベルニーニ家の墓がこちら。あの有名なバロックの巨匠・ジャンロレンツォ・ベルニーニは、ここに眠っています。同じく彫刻家だったジャンの父親が、この教会内部の装飾をおこなうために小さいジャンを連れてナポリから上京してきたことから、ここにお墓があるそうです。こんなに目立たずひっそりしてていいんですかね?さっき踏まれてましたけど??でも、ローマのどこへ行ってもベルニーニ作品に出会うくらいだから、逆にお墓はひっそりめで良いということでしょうか??ジャンの残した作品はまた後日お楽しみに。

(ミニ情報)さきほども書きましたが、このサンタマリアマッジョーレはテルミニ駅から坂をあがって5分とかからないほど近いです。お昼休みも無い(と思う)ので、駅から電車に乗る前など、空いてる時間にふらっと立ち寄ってみてもいいかと思います。テルミニ付近はローマの街の中でも治安が悪く、落ち着ける場所は少ないのですが、この教会に来て椅子に座ってぼーとモザイクを眺めるだけでも大分ゆったりした気分を取り戻せますよ。ただし、入口には必ずと言っていいほど小銭をせびっている人がいます。要注意です。
by carlee_trastevere | 2013-02-10 00:15 | イタリア
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