去年10月イタ検2級の惜敗(もとい惨敗)に懲りもせず、
12月にCILSのB2を受けてみました。 やはり何か目標がないとダラダラとしてしまうし、イタ検の試験感覚が少しでも残っているタイミングで 一度は受けておいたほうが良いかなと思ったので。 そして結果、なぜか合格していました!! まったく自覚がないのですが、、もしもこのブログをご覧になった方の参考になればと思い試験までの過程を書こうと思います。 イタ検とCILSとでは出題傾向が違うので(CILSは世界共通試験ですから)、 一からCILS用の勉強するしかないのですが、私が通っているイタリア文化会館のCILS準備コースでは予算とスケジュール が合わないため断念。他のイタリア語学校のコースも考えてみるものの、グダグダしている間に時が過ぎるだけ。。 だいたい初回の受験料2万3千円て、気がおかしくなりますよ。 とりあえず一回目は独学で勉強して、2回目以降に準備コースの事を考えようと決めました。 CILSは全部で5科目(聴解・長文読解・文法・作文・会話)で構成されていて、初回は全科目受験することになっています。1科目20点満点で、全て11点以上を取れば合格です。 11点に満たない科目があった場合、次回その科目のみを再受験することができて、1年以内にクリアすれば晴れて合格。しかしその度に科目ごとに受験料を払う羽目になるので、なるべく一回で全てクリアしたいところ、、でも無理だよなあ。 この時点で既に試験まで1か月切ってました。 まずはイタリア文化会館で過去問4回分のコピーを購入。500円也。但し解答は無し。 仕方なくイタリア人の友達に添削を頼むも彼らにとってもそれなりに難しいらしく?2回分でリタイアされる。。 ほかにアマゾンでCD付の過去問を購入。これいくらだったっけ?こちらは解答付。 ひとまず聴解から文法までを通しで解いてみて点数を出す。 合格点は11点以上、、むむ、余裕な時もあれば全然ダメなのもあり。 作文と会話?そんなものは後回し~ (嫌なものは後回しにする傾向^^;) とにかく問題を解いていこう。 全体の出題傾向はイタリアの大学教育に関する事柄が多いです。 イタリアの教育システムや学生生活に関わる単語を調べて覚えておきました。 リスニングはそもそも苦手。混乱。 長文読解の選択肢はどれも合ってるように思えてくる。若しくはどれも間違っているようにも思えてくる。混乱。 辞書上では同じ意味のように見える単語も、文脈の中で使えるものとそうでないものがある。混乱。 目的語・冠詞・前置詞・動詞の活用、ケアレスミスが目立つ。今頃になって半過去と近過去の違いがよくわかっていないことに気づき混乱。 第一、時間が全然足りない。 問題を解く作業を通じて、いやはやCILSというのはイタ検に比べてさらに複雑で一筋縄では合格できないものだ、 落ちて当然、仕方ない、それでいいのだ、、と悟ってしまう。 この時点で試験10日前くらい。 悟りの境地に達したのが災いしてその後バス旅行なんぞにいってしまい、そこで体調を崩して3日程寝込みました。 その後は仕方なく作文と面接の対策に取り掛かる。 作文に関しては幸い毎年主題傾向は似たり寄ったり、いくつかの解答パターンを用意しておきました。 多少出題にブレはあっても、無理やりにでも自分の書きたい方向へ持っていくべし。 面接に関してもだいたい同じ。過去問に沿って自分の話したい内容の軸を決めておく。そして紙に書いて何度も読んで理解を深めながら暗記しておきました。 そんなこんなで1ヶ月弱、歩く付け焼き刃と化した状態で受験当日を迎えたのでした。 眠いし寒いし、此の期に及んでサボりたかったのですが^^;、なんとか会場に向かいました。 つづく。。 #
by carlee_trastevere
| 2016-04-04 22:03
| なんとなく
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